クロス京子 (Cross Kyoko)

Cross Kyoko 京都産業大学 国際関係学部
専門 紛争後に導入される移行期正義において、現地の和解の概念やその達成方法がどのように変化してきたのかを研究してきました。アフリカでは、南アフリカ、シエラレオネ、リベリア、ルワンダの事例研究を行っています。紛争とジェンダーの問題にも取り組んでいます。
主な著書
  • クロス京子 2016. 平和構築と正義の課題―誰が誰の罪をいかに裁くのか.木田剛・竹内幸雄編著『安定を模索するアフリカ』ミネルヴァ書房.
  • クロス京子 2016. 『家族の会話』(Fambul Tok)プロジェクト―シエラレオネにおける新しい移行期正義. 遠藤貢編著」『武力紛争を越えるーせめぎ合う制度と戦略のなかで』(アフリカ潜在力シリーズ 太田至 総編集 第2巻)京都大学学術出版会、239-264
  • クロス京子 2016. 『移行期正義と和解―規範の多系的伝播・受容過程』有信堂高文社.
  • クロス京子 2016. 紛争『被害者』と社会変革の『エージェント』としての女性. 神余隆博他編『安全保障論―平和で公正な国際社会の構築に向けて』新山社、481-499.
  • Kyoko Cross 2013. “The Limits of Trials in Dealing with the Past: Seeking Holistic Transitional Justice Approach towards Proactive Genocide Prevention” Comparative Genocide Studies 3, 39-46
  • クロス京子 2013. 規範的多元性と移行期正義―ローカルな『和解』規範・制度のトランスナショナルな伝播メカニズム.『国際政治』117、86-99.
  • クロス京子 2012. 南アフリカ真実和解委員会における『和解』の創造―ローカル正義導入とその作用の観点から『平和研究』38、97-114.
  • クロス京子 2011. 紛争後社会におけるローカル正義の役割―ルワンダ、東ティモール、シエラレオネにみる和解の諸相.石田勇治・武内進一編著『ジェノサイドと現代世界』勉誠出版、367-394.
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