中村 香子 (Nakamura Kyoko)

Nakamura Kyoko 東洋大学国際学部国際地域学科
専門 ケニアの牧畜民サンブルを対象に、年齢体系とよばれる独特の社会システムと人びとのライフコースの変容、観光とビーズ装飾などの「民族文化」などをテーマに調査を行っています。近年は、女子割礼/女性性器切除に対する現地の人びとの意識や態度の変化にも注目しています。
主な著書
  • 中村香子 2016「ケニア・サンブル女性の結婚をめぐる主体性の創出過程—恋愛結婚・非婚に注目して—」『アフリカレポート』54:19-31.
  • 中村香子 2016「スルメレイが手にした選択肢-ケニア・サンブル女性のライフコースの変容-」落合雄彦編『アフリカの女性とリプロダクション』124-152頁、晃洋書房.
  • 中村香子 2016「社会の舞台裏を牛耳る-ケニアの牧畜民サンブル社会における年長女性の役割-」田川玄他編『アフリカの老人 老いの制度と力の民族誌』75-106頁、九州大学出版.
  • Nakamura K. 2014 “Involvement in tourism and bodily changes: long braided hair and beaded neck of the pastoral Samburu” XVIII International Sociological Association, ISA(国際社会学会), World Congress of Sociology(第18回世界社会学会,横浜).
  • Nakamura K. 2013 “Alternative Life Course Among the Samburu Women: Changes in Circumcision, Marriage, and Childbearing” 56th Annual Meeting of ASA (African Studies Association) (第56回アメリカ・アフリカ学会,ボルティモア).
  • Nakamura K. 2012 “Masculine Image and “Warrior Identities”of the Samburu in Northern Kenya” 110th AAA Annual Meeting (第110回アメリカ人類学会,モントリオール).
  • 中村香子 2011『ケニア・サンブル社会における年齢体系の変容動態に関する研究-青年期にみられる集団性とその個人化に注目して』(京都大学アフリカ研究シリーズ第001巻)松香堂書店i-xi, 1-295. 計306頁.
  • Nakamura K. 2005 Adornments of the Samburu in Northern Kenya: A Comprehensive List. Center for African Area Studies, Kyoto University. i-viii, 1-160.
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