落合 雄彦 (Ochiai Takehiko)

Ochiai Takehiko 龍谷大学法学部
専門 私の専門は現代アフリカ政治であり、主なフィールドは西アフリカのナイジェリア、シエラレオネ、リベリアです。しかし、紛争、テロ、安全保障、外交といった政治的事象だけではなく、歴史、宗教、精神障害、薬物、保健、教育などなど、アフリカに関して「人間の匂い」のするものならば、そのかなり多くの分野や出来事に知的な関心があります。そうした意味で私は、「無国籍」ならぬ「無専門」のアフリカ地域研究者といえるかもしれません。ちなみに近年は、アフリカの地域安全保障について考えたり、シエラレオネの土地問題について調査をしたりしています。
主な著書
  • Ochiai, Takehiko (2016) “The Bifurcated Development of Land Policy in Sierra Leone,” Asian Journal of African Studies, No. 40 (forthcoming).
  • 落合雄彦編 (2016)『アフリカの女性とリプロダクション:国際社会の開発言説をたおやかに超えて』晃洋書房。
  • 落合雄彦 (2015)「シエラレオネにおける土地政策の分枝国家的な展開」、武内進一編『アフリカ土地政策史』日本貿易振興機構アジア経済研究所、pp. 89-120。
  • 落合雄彦編 (2014)『アフリカ・ドラッグ考:交錯する生産・取引・乱用・文化・統制』晃洋書房。
  • 落合雄彦編 (2011)『アフリカの紛争解決と平和構築:シエラレオネの経験』昭和堂。
  • 落合雄彦 (2011)「藪の中:シエラレオネ小屋税戦争の語りのリアリティへ」、北川勝彦・井野瀬久美惠編『アフリカと帝国:コロニアリズム研究の新思考にむけて』晃洋書房、pp. 183-203。
  • 落合雄彦編 (2009)『スピリチュアル・アフリカ:多様なる宗教的実践の世界』晃洋書房。
  • Ochiai Takehiko (2001) “Beyond TICAD Diplomacy: Japan’s African Policy and African Initiatives in Conflict Response,” African Study Monographs, Vol. 22, No. 1, pp. 37-52.
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