公開講演会「食品がつなぐアフリカ農村と日本 ─フェアトレードで産地は変わるか─」

フェアトレードとは、生産者や産地に利益が残らないような売り手と買い手の不公正なつながり方を是正し、特に消費側の買い方を公正なものにして、生産者の生活や産地の社会開発の水準を引き上げようとする仕組みです。森永製菓のチョコレート「1チョコfor1スマイル」やスターバックスの「エシカルなコーヒーの日」など、大手食品産業の取り組みが日本におけるフェアトレードの認知の拡大や普及の推進力になっています。

NPO法人ACEは、この「1チョコfor1スマイル」や自らの「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを介して、ガーナのカカオ産地の教育環境を整備し、児童労働をなくそうと努めています。産地においては、どのような成果と課題が生じているのでしょうか。また、タンザニアのキリマンジャロ山麓のコーヒー産地では、フェアトレードは生産者と消費者のつながり方をどのように変えたのでしょうか。それを促進したり、阻害したりする産地の状況(社会制度や伝統、文化、価値観など)は、いかなるものでしょうか。

現地の貧困問題や低開発問題などを解決しようとする生産者の力。それを補強するフェアトレードの力。そのフェアトレードを促進する産地の力。この講演会では、そのような力を、それらの限界とともに明らかにしたいと考えています。

日 時:2018年1月27日(土)14:30~17:00
場 所:京都大学稲盛財団記念館3階 大会議室[MAP

参加無料・申込不要

講 演1
チョコレートのフェアトレードと産地への影響
近藤 光(NPO法人ACE・ガーナプロジェクト・マネジャー)

講 演2
コーヒーのフェアトレードと産地の社会制度 ─促進する制度/阻害する制度─
辻村 英之(京都大学・教授)

コメンテータ―
鈴木 紀(国立民族学博物館・准教授)
池上 甲一(近畿大学・教授)

お問い合わせ:アフリカ潜在力科研プロジェクト事務局
HP) http://www.africapotential.africa.kyoto-u.ac.jp/mms/
E-mail) africanpotentialpro_jimukyoku[at]googlegroups.com


主 催:JSPS科研費・基盤研究(S)「「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究」 (代表:松田素二〔京都大学〕)
共 催:京都大学アフリカ地域研究資料センター

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