[第2回班研究会] 教育・社会班第2回研究会(2016年12月4日開催)

日時:2016年12月4日(土)14:00~17:00
場所:名古屋大学東京オフィス 会議室
(以下、敬称略)

班のうち、人類学を専門とする高田明、金子守恵の2名が、自らの研究を紹介しつつ、他のメンバーから事前に出された要望や質問に答える形で、発表と討議を行った。発表内容は、(1)「教育への人類学的アプローチ:ナミビア・オバンボランドのクンをめぐる教育実践の事例から」(高田)、(2)「エチオピア西南部における学校教育と生業活動に関する在来知の生成」(金子)であった。

人類学から教育という対象に接近する視点について、高田氏から文献に基づく概要説明を受けたうえで、調査地ナミビア・オバンボランドにおいて、植民地時代から、民族の集合的アイデンティティ形成と密接に関わりながら、聖書の翻訳や教育言語が議論、選択されてきた状況が紹介された。また、金子氏からは、エチオピア西南部において、土器職人の知識・技能が、彼らの生活や成長と不可分なかたちで体得される過程が、学校教育を経た人々との対比で紹介された。学校以外の場におけるものも含め、教育が社会の中で果たす役割につき、幅広く、活発な意見交換ができた。

山田肖子

This entry was posted in summary. Bookmark the permalink.