[第19回全体会議/第5回公開講演会]「現代アフリカの暴力を考える:大規模紛争からテロリズムの時代へ」(2015年1月24日開催)

日時:2015年1月24日(土) 15:00-17:00
場所:京都大学稲盛財団記念館3階会議室

現在のアフリカでは、大規模な紛争が多発した1990年代〜2000年代初頭の状況が大きく変化して、武装勢力が小規模化すると同時に国境を超えて拡散し、テロリズムが台頭しています。この講演会では、報道界の現場で長く活躍されてきた講師をお招きして、アフリカにおける安全保障上の脅威の変質、そしてアフリカ社会の伝統的な紛争解決方法の限界と希望について話していただきました。

講師の白戸圭一さんは、現在、三井物産戦略研究所・国際情報部・中東アフリカ室・主任研究員で、以前は毎日新聞外信部記者をされていました。とくに、ヨハネスブルク支局特派員や北米総局ワシントン特派員を歴任されています。著書の「ルポ資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄」(2009年、東洋経済新報社)は、第53回日本ジャーナリスト会議賞受賞を受賞しています。

プログラム

15:00-15:10
趣旨説明 太田至(京都大学) 
15:10-16:30
「現代アフリカの暴力を考える:大規模紛争からテロリズムの時代へ」白戸圭一(三井物産戦略研究所)
16:30-17:00 質疑応答

カテゴリー: 全体会議 パーマリンク