[西アフリカ・クラスター第2回研究会/第6回公開ワークショップ]佐藤章「コードジボワールに見る紛争解決のジレンマ」(第186回アフリカ地域研究会との共催、2012年02月16日開催)

日 時:2012年2月16日 (木)15:00〜17:00
場 所:京都大学稲盛財団記念館3階中会議室

プログラム

「コードジボワールに見る紛争解決のジレンマ」
佐藤 章(アジア経済研究所・副主任研究員)

要 旨

アフリカの紛争では,国連や先進国が解決に向けて積極的な取り組みを行なうが,その努力が速やかに実を結ぶことはまれである.治安回復に大きな役割を果たす平和維持部隊は,しばしば逆に軍事的状況を刺激することがあるし,無事に選挙にこぎ着けたとしても,それだけで永続的な平和が約束されるわけではない.和平プロセスの締めくくりとなる2010年選挙を契機として,内戦が再燃する事態に至ったコートジボワールの経験は,このジレンマの典型を示している.コートジボワールの和平プロセスを振り返りながら,なぜこのような事態に至ったのかを考察し,国際的主体による外部介入が直面するジレンマとその根底にある原因を検討することで,アフリカの紛争解決の難しさについて考えてみたい.

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