[第20回公開ワークショップ/南部アフリカ・クラスター第7回研究会]「マダガスカル南部におけるワオキツネザルの長期継続研究」市野進一郎「マダガスカル南部におけるワオキツネザルの長期継続研究」(第206回アフリカ地域研究会との共催、2014年11月20日開催)

日時:2014年11月20日(木)
場所:稲盛記念館3階中会議室

市野進一郎(京都大学)
「マダガスカル南部におけるワオキツネザルの長期継続研究」

要旨

マダガスカルは、固有種に富む独自の生態系で知られる巨大な島(日本の約1.6倍の面積)であるが、すでに森林の90%以上が消失したと推定されている。南部のベレンティ保護区では昼行性原猿であるワオキツネザルの継続調査が1989年からおこなわれてきた。本発表では、寿命、生活史特性、個体群動態など長期研究による成果を紹介するとともに、長期継続研究がマダガスカルの森林生態系の保全にどのように貢献できるかを考える。

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