若狭基道 (Wakasa Motomichi)

  明星大学、跡見学園女子大学、白鷗大学、東京外国語大学 (非常勤講師)
専門 アフロアジア(セムハム)諸語全般に関心がありますが、実際にフィールドワークを行ったのはエチオピアです。特に南西部のウォライタ語を総合的且つ詳細に捉えることに力を注いで来ました。最近はその周辺で話されている言語にも興味を持ち、カンバタ語の調査も始めたところです。エチオピアで広く理解されているアムハラ語の文法にも魅せられていて、おや、と思う語法・用法を丹念に採集しています。
主な著書
  • 2016 An analysis of complex event representation in Amharic texts. Asian and African Languages and Linguistics10: 139-155.
  • 2015 A tentative analysis of the OSV order in Wolaytta. Asian and African Languages and Linguistics9: 45-63.
  • 2014 A sketch grammar of Wolaytta. Nilo-Ethiopian Studies 19: 31-44.
  • 2013「ウォライタの謎々に関するテキスト」(英題:Texts on Wolaytta riddles)『アジア・アフリカ言語文化研究』86: 115-144.
  • 2013「ウォライタ語の引用句を含む文の統語構造」『言語研究』No.143: 69-80.
  • 2012「ウォライタ語の文字化/書記化をめぐる諸問題」砂野幸稔(編)『多言語主義再考 多言語状況の比較研究』634-661. 東京:三元社.
  • 2011『アムハラ語入門』(Gebeyehu Ayele Tessemaと共著、平成23年度言語研修アムハラ語研修テキスト1、英題Amharic language for beginners)東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所. 205+vii頁
  • 2008 A descriptive study of the modern Wolaytta language. Doctoral Dissertation, University of Tokyo
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