山越 言 (Yamakoshi Gen)

Yamakoshi Gen 京都大学 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
専門 西アフリカ・ギニア共和国南東部の森林地域における、人と野生動物の間の多様な関係について研究しています。焼畑農村の伝統的景観が保持してきた、森林および野生動物の保全に関する潜在的可能性に注目し、生息動物の保全生態学・伝統的保護林の構成や成因に関する分析・住民による保全計画の将来像の模索といった研究をすすめています。
主な著書
  • 山越言、目黒紀夫、佐藤哲 編 (2016) 『アフリカ潜在力5 自然は誰のものか: 住民参加型保全の逆説を乗り越える』 京都大学学術出版会
  • 山越言 (2016) 「野生動物との距離をめぐる人類史」河合香吏 編『他者-人類社会の進化』 京都大学学術出版会、pp.339-356
  • 山越言 (2014) 「自然保護」日本アフリカ学会編『アフリカ学事典』昭和堂、京都、pp. 614-623.
  • Yamakoshi G. Leblan V. (2013) Conflicts between indigenous and scientific concepts of landscape management for wildlife conservation: Human-chimpanzee politics of coexistence at Bossou, Guinea. Revue de Primatologie (on line), 5: document 6. DOI : 10.4000/primatologie.1762
  • 山越言(2012) 「在来知と科学知とが遭遇する場-西アフリカの農村における里の動物としてのチンパンジー保全-」速水洋子、西真如、木村周平編『人間圏の再構築-熱帯社会の潜在力-』京都大学学術出版会、京都、pp.299-312.
  • Bonimy, S.P., Yamakoshi G. (2012) Dictionnaire d’Apprentissage Maawe (Manon)-Française: Mots, Dialogues, et Expressions Courantes. African Study Monographs, Supplementary Issue 44: 1-59.
  • Yamakoshi G (2011) The “prehistory” before 1976: Looking back on three decades of research on Bossou chimpanzees. In: The Chimpanzees of Bossou and Nimba (T. Matsuzawa, T Humle, Y. Sugiyama, eds.). Springer, Tokyo, pp. 35-44.
  • 山越言 (2011) 「道具使用行動の起源と人類進化」床呂郁哉、河合香吏編『ものの人類学』京都大学学術出版会、京都、pp.281-98.
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