太田 至 (Ohta Itaru)

OHTA Itaru 京都大学アフリカ地域研究資料センター
専門 アフリカの乾燥地域にひろがる牧畜社会を対象として、家畜の社会行動とそれに対応する放牧管理の技術、家畜の体色や角などの分類や個体識別をめぐる認識体系、家畜の病気の認識と対処、そして家畜の所有・贈与・交換のしくみなどを、人類学の立場から調査してきました。現在は、経済や政治のグローバル化という状況のもとで、人びとが激動する社会環境をどのように把握し、どんなふうに対処しているのか、あるいは、強制的な移住(内戦や民族紛争、あるいは開発計画の実施にともなう移住など)にともなって、いかなる軋轢や争いがおこり、そして人びとはどのように共存の道を模索しているのかも、現在のわたしの重要な研究テーマです。
主な著書
  • Gebre, Y., I. Ohta and M. Matsuda (eds.) African Virtues in the Pursuit of Conviviality: Exploring Local Solutions in Light of Global Prescriptions. Bamanda: Langaa RPCIG. Xvi+432pp.
  • 太田至(総編集)、2016『紛争をおさめる文化―不完全性とブリコラージュの実践―』(松田素二・平野(野元)美佐[共編])京都大学学術出版会、406ページ
  • 太田至(総編集)、2016『武力紛争を越える―せめぎ合う制度と戦略のなかで―』(遠藤貢[編])京都大学学術出版会、360ページ
  • 太田至(総編集)、2016『開発と共生のはざまで―国家と市場の変動を生きる―』(高橋基樹・大山修一[共編])京都大学学術出版会、430ページ
  • 太田至(総編集)、2016『争わないための生業実践―生態資源と人びとの関わり―』(重田眞義・伊谷樹一[共編])京都大学学術出版会、360ページ
  • 太田至(総編集)、2016『自然は誰のものか―住民参加型保全の逆説を乗り越える―』(山越言・目黒紀夫・佐藤哲[共編])京都大学学術出版会、300ページ
  • 太田至(編)、2015『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第2巻』京都大学アフリカ地域研究資料センター、111ページ
  • 太田至(編)、2014『アフリカ紛争・共生データアーカイブ 第1巻』京都大学アフリカ地域研究資料センター、121ページ
  • Ohta, I., S. Oyama, T. Sagawa, and S. Ichino (eds.) 2014. Conflict Resolution and Coexistence: Realizing African Potentials, African Study Monographs, Supplementary Issue, No. 50. Kyoto: Kyoto University, 205pp.
  • Ohta, I., S. Oyama, T. Sagawa, and Y. Ito (eds.) 2013. African Potentials 2013. Proceedings of International Symposium on Conflict Resolution and Coexistence, October 5-6, 2013, Kyoto: Kyoto University., xxiii+201pp.
  • Ohta, I. and Y. D. Gebre (eds.) 2005. Displacement Risks in Africa: Refugees, Resettlers and Their Host Population. Kyoto: Kyoto University Press. 394pp.
  • 田中二郎・佐藤俊・菅原和孝・太田至(共編)2004『遊動民(ノマッド)―アフリカに生きる―』昭和堂 、711ページ
  • 田中二郎、掛谷誠、市川光雄、太田至(共編)1996 『続・自然社会の人類学―変貌するアフリカ』アカデミア出版会、441ページ
  • 太田至 1993(翻訳)『豚と精霊』コリン・ターンブル著、どうぶつ社
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