佐久間 寛 (Sakuma Yutaka)

  明治大学政治経済学部
専門 ニジェール共和国西部ソンガイ系社会での調査に基づき、人と土地、人と動物の関係について研究してきました。カール・ポランニーやマルセル・モースの経済人類学的な思考にも関心を持っています。
主な著書
  • 佐久間寛、「セゼールとモース:脱植民地期の黒人知識人と人類学の対話」、『立命館言語文化研究』、第27巻2-3号、 pp.233-245、2016年。
  • ポランニー, K. 『カール・ポランニー・コレクション 経済と自由:文明の転換』(佐久間寛他訳)、筑摩書房、2015年。
  • 佐久間寛、「彼我の狭間というフィールド:ある調査の「失敗」から」、『人はなぜフィールドへ行くのか?:フィールドワークへの誘い』(床呂郁哉編)、東京外国語大学出版会、208-227頁、2015年。
  • Sakuma, Y. “Who is the owner of this land?: Possession and affect observed in the agrarian system in Songhay society (Western Niger),”(KKLO and School of Social Science, Universiti Malaysia Sabah: UMS-TUFS Exchange Lecture on Culture and Society of Asia and Africa, Meeting Room, Faculty of Humanities, Arts and Heritage, Universiti Malaysia Sabah, Kota Kinabalu), 2015.3.23.
  • 佐久間寛、「ウラン開発と福島原発事故:ニジェールを事例に」、『経済』、査読無、225号、 pp.84-96、2014年。
  • 佐久間寛、『ガーロコイレ――ニジェール西部農村社会をめぐるモラルと叛乱の民族誌』、平凡社、pp.1-446、2013年。
  • 佐久間寛、「祖先・奴隷・腹――ニジェール共和国ソンガイ系社会における親族のモラル」、『社会人類学年報』、39号、pp.29-50、2013年。
  • 佐久間寛、「世界システムの危機とアフリカ――地政文化論を中心に」、『情況』、情況出版、第1巻2号(4期)、pp.58-73、 2012年。
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