山根 裕美 (Yamane Yumi)

Yamane Yumi 京都大学 アフリカ地域研究資料センター 特任研究員
首都大学東京  都市環境科学研究科 観光科学域 客員研究員
専門 東アフリカのケニア共和国で、野生のアフリカヒョウ(Panthera pardus)の保全生態学研究をしています。主に首都ナイロビに生息するヒョウの生態とそこに住む人々の関わりについて調査を進めてきました。今年度からは、再導入個体のモニタリングを実施しています。ヒョウと人々の軋轢の問題が深刻化する中で、その軋轢緩和策として、問題のあるヒョウを捕獲し、人為的に移動(Translocation)するという策が取られています。実際に軋轢緩和策として有効であるかどうかを、ヒョウにGPS首輪を装着することで評価しています。
主な著書
  • Yamane, Y. 2016. Leopard research in Kenya. 10th Carnivore researcher’s conference. Oral presentation on 13rd and 14th of October 2016 at Kenya wildlife Service, Nairobi
  • 山根裕美 2016. 「都市に生きるヒョウとの共存:ナイロビ国立公園周辺住民へのケア」(コラム)、『自然は誰のものか-住民参加型保全の逆説を乗り越える』(アフリカ潜在力シリーズ 太田至 総編集 第5巻/山越言、目黒紀夫、佐藤哲 編)京都大学学術出版会.300pp.
  • 山根裕美 2015.「ケニア、ナイロビ国立公園とその周辺に生息する野生ヒョウの保全生態学」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 博士学位論文、2015年9月
  • 山根裕美 2015.「都市ナイロビに棲むヒョウと人々の関わり」フィールドネット・ラウンジ企画ワークショップ研究者はいかに野生動物保護にかかわるべきか 開催地:東京外国語大学、2015年1月10日
  • 山根裕美 2014.「ケニア、ナイロビ国立公園周辺の人為的景観下におけるヒョウの保全生態学」生物学とアフリカの未来<2014年度日本アフリカ学会学術大会「アフリカ生物学フォーラム」報告>、アフリカ研究日本アフリカ学会、85号、pp. 34-40
  • Yamane, Y. 2013. Conservation Ecology of Wild Leopards in the Urban Landscape in and around Nairobi National Park in Kenya.International symposium on Leopards, National Park and Communities: Toward Co-Existence of Wildlife and Human Societies. Oral presentation on 6th Dec 2013at Japan embassy in Kenya
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