[班研究会] 対立・共生班第13回研究会(2020年12月20日開催)

オンラインセミナー「ギニアにおけるメンタルヘルス」

日時:2020年12月20日(日)18:00~19:30
場所:Zoomを利用したオンライン開催

テーマ:「ギニア共和国のメンタルヘルスを考える:現地における医療事情の報告と精神科医療支援活動」
講師:猪股晋作氏(医療法人韮崎東ヶ丘病院副院長、精神科医)

司会:落合雄彦(龍谷大学)

共催:龍谷大学社会科学研究所共同研究「『アフリカ潜在力』概念の批判的検証」、科研費基盤研究(S)「「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究」(対立・共生班)、科研費基盤研究(B)「シエラレオネにおける当事者・家族主体のメンタルヘルスケア導入アクションリサーチ」

今回の班研究会では、精神科医の猪股晋作氏が「ギニア共和国のメンタルヘルスを考える:現地における医療事情の報告と精神科医療支援活動」と題して発表を行った。同発表のなかで猪股氏は、ギニアにはコナクリの総合病院精神科病棟(10床)とクリニック、そして、地方のンゼレコレ精神病センター(10床)の3か所しか精神科医療施設がないという同国のフォーマルなメンタルヘルスケアの現状を述べた。その上で、ギニアにおける実際の症例について紹介した。その後、参加者間でフォーマルあるいはインフォーマルなギニアのメンタルヘルスとそのケアについて活発な議論が展開された。

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