牧野 久美子 (Makino-Yamashita Kumiko)

Makino-Yamashita Kumiko 日本貿易振興機構アジア経済研究所
専門 アパルトヘイト後の南アフリカ政治、とりわけ公共政策形成における市民社会組織や社会運動の役割に関心をもっています。具体的にはこれまで、社会保障、労働、HIV/AIDS、障害などの政策分野に関して、NGOや当事者運動団体などがどのようなアドボカシー(政策提言)を行い、政府、政党、専門家、地域住民などと、どのような関係を築いてきたのかに注目して、研究をすすめてきました。また、反アパルトヘイト国際連帯運動の歴史の一部としての日本の反アパルトヘイト運動についても調査をおこなっています。
主な著書
  • 牧野久美子「南アフリカの障害者政策と障害者運動」森壮也編『アフリカの障害と開発』研究双書No.622、アジア経済研究所、2016年、pp.237-273。
  • 宇佐見耕一・牧野久美子編『新興諸国の現金給付政策』研究双書No.618、アジア経済研究所、2015年。
  • Makino, Kumiko and Chizuko Sato, eds., Public Policy and Transformation in South Africa after Democratisation, IDE Spot Survey 33, 2013.
  • 牧野久美子・佐藤千鶴子編『南アフリカの経済社会変容』研究双書No.604、アジア経済研究所、2013年。
  • Shigetomi, Shinichi and Kumiko Makino, eds. Protest and Social Movements in the Developing World. Cheltenham, UK and Northampton, MA, USA: Edward Elgar, 2009.
  • 牧野久美子・稲場雅紀編『エイズ政策の転換とアフリカ諸国の現状——包括的アプローチに向けて』アジ研トピックリポートNo.52、アジア経済研究所、2005年。
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